おおすみ&ラムダロケット ディテールセット 組立説明書

  作る前にお読み下さい
  おおすみとラムダロケットの組み立て・エッチングパーツの取り付け
  ランチャの組み立て
  ランチャ上部のディテールアップ・エッチングパーツの取り付け
  ランチャ下部および運転室のディテールアップ・エッチングパーツの取り付け
  ブームのディテールアップ・エッチングパーツの取り付け
  塗装時の注意

■作る前にお読み下さい

●はじめに
・説明書にざっと目を通し、工程を把握して下さい。


●エッチングのパーツ番号
エッチング本体に番号はモールドされていません。下の画像をご覧下さい。
おおすみ&ラムダロケット組立説明

図の赤丸部分は不要パーツを切除した跡です。欠品ではありませんのでご安心下さい。
おおすみ&ラムダロケット組立説明


●指定のディテールアップを全て実行する場合、以下の材料が別途必要です。
 ・0.3mm、0.5mm厚プラ板
 ・0.8mmプラ丸棒、1mmプラ角棒
 ・0.2、0.3、0.5、0.6、0.8mm真鍮線
 ・1.2mm洋白線または真鍮線 
 ・0.4mm銅線またはエナメル線 真鍮でも可
 ・艦艇の張線に相当する極細金属線またはテグスなど


●使用上の注意
・エッチングパーツを切り離すときは、デザインナイフの新しい刃を使い、平らな硬い台の上で作業して下さい。


●エッチングパーツの接着
・瞬間接着剤を用いる方が多いですが、点付けでなく接着面を確保できる場合、ゴム系のような時間をかせげる接着剤も意外と便利です。
 伸ばしランナーの先でごく少量をすくって接着面に伸ばせばイイ感じに接着できます。
 また、ゴム系で仮止めし、瞬着で固定するという方法もあります。状況に応じて使い分けて下さい。
・ゴム系接着剤は緑キャップ(流し込みタイプ)のタミヤセメントに溶けます。ゴム系接着剤を筆で薄く塗ることができ、糸も引かないので便利です。
 愛用するなら接着剤の空き瓶に作っておけば、いつでも使えます。
 これはエッチングをプラスチックパーツに仮止めする際、特に効果を発揮します。プラスチックに塗布すれば溶剤は速やかに吸収され、高濃度のゴム系接着剤が残ります。
 エッチングの位置決めができたら、あとは瞬着を流すだけです。


●組立説明書がクドい件
説明書はたいへん細かく、しつこく書かれています。しかし言うまでもなく、全てを実行する義務があるわけではありません。
自分がイメージする完成度にあわせ、必要な工程を選択して下さい。
ディテールアップをすっとばしてエッチングだけ使っても構いませんし、「オレはハシゴと手すりしか要らない」でも全然OK。楽しめることが第一ですから、好きなようにお使い下さい。


●設計方針
基本的に上野科学博物館の展示物を資料として制作しました。
現役時代の状態は、分かる範囲で説明しています。


●主要参考資料
・参考文献
ラムダランチャについて  森 大吉郎・三石 智・野口 瞭・浦川 明  1964
ラムダランチャの改造について  森 大吉郎・三石 智・中野 旭・永井 達成  1968
ラムダ4S型ロケット第4段搭載機器  林 友直  1968

・参考サイト
http://web.me.com/ike_rightstuff/HTML/Photos/2008_Kahaku/L_4S_Launcher/index.htm



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