熊本城 五百五拾分一雛形 作事伝書
作事心得
小天守
大天守
突上戸
更にディテールアップ
塗装指図
開発秘話
■小天守
@プラスチックパーツNo.40, 41の加工
壁の内側にある突出ピン跡をすべて削り落とします。
図の赤い部分を切り取ります。どちらもキットの戸袋とは微妙に一致しませんので、エッチングパーツ1、2が収まるよう現物合わせで調整して下さい。
プラスチックパーツNo.40の内側にある「のりしろ」を図のように削り落とします。1.5mmはアバウトでよいです。
プラスチックパーツを箱に組みます。
A外側柱の組立
柱に戸袋を取り付けます。二組ずつ作って下さい。
全体を箱に組みます。右は作業方法の一例で、両面テープの上で仮組しながら瞬着で固定しているところです。
柱を壁に取り付けます。入りづらい場合、無理に押し込まず、壁の方を削って下さい。
B室内の組立と取付
壁3,4を箱に組みます。写真は@で作った建物の上半分を治具として用いているところ。1mmプラ棒でエッチングの接着を補強しています。
組みあがった壁3,4を建物の上半分に下から差し込んで接着します。次工程で上下を合体したとき床の位置が合うよう位置決めして下さい。
C上下の合体
ここでは仮組のままとして、内部の塗装を済ませてから上下を接着して下さい。
あとはプラモデルの説明書に従って屋根を取り付ければ小天守の完成です。
←前へ 次へ→