熊本城 五百五拾分一雛形 作事伝書
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塗装指図
開発秘話
■作事心得 作る前にお読み下さい
●使用上の注意
・エッチングパーツを切り離すときは、デザインナイフの新しい刃を使い、平らな硬い台の上で作業して下さい。
・手すり状の高欄パーツは特に曲がりやすいので、決して無理な力を加えず、あせらず慎重に切り離して下さい。
もし貴方がエクスペルテンでも油断は禁物です。本キットは柱の奥行を出すために厚い材料を使っているので、艦艇や戦車のエッチングより切り離しが難しいからです。
悲惨な失敗の一例
パーツNo.1は上部のゲート(赤丸内)から先に切り離すとよいでしょう
・細かいパーツが多いので、特に手すりパーツの焼きなましは避けて下さい。
・それでも部品が曲がってしまうことはあります。そんなとき、あわてて修正すると収拾がつかなくなります。
複雑なパーツの場合、余計な部分まで曲げてしまわないよう、両面テープの上で保持するなどした上で、ゆっくり修正して下さい。
ある程度組んでから修正するという手もあります。建物に取り付けた状態なら強度が向上していますので、余所まで変形してしまう危険が減ります。
●組立のポイント
・瞬間接着剤を用いる方が多いですが、点付けでなく接着面を確保できる場合、ゴム系のような時間をかせげる接着剤も意外と便利です。
伸ばしランナーの先でごく少量をすくって接着面に伸ばせばイイ感じに接着できます。
また、ゴム系で仮止めし、瞬着で固定するという方法もあります。状況に応じて使い分けて下さい。
・内側と外側の柱が揃うよう注意すると見栄えよく仕上がります。
それには内側の壁や柱を微調整できるよう接着する必要がありますが、この点からも、特に室内の組立にはゴム系の使用を推奨致します。
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