童友社1/380姫路城格子セット 作事伝書

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■大天守

●基本

photo_童友社1/380姫路城格子セット 組説
基本的に「CE008B 格子セットL」を使用します。

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一列から4本ずつ切り離して下さい。
エッチングの枠に目盛りが刻んでありますので、切り離すときのガイドに活用して下さい。

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プラスチックパーツの窓に裏から貼って下さい。

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プラスチックパーツの窓は横幅にばらつきがありますので、窓によって格子の見え方が異なりますが、壁と格子の両方を白く塗装すれば統一感が出ます。
窓の幅が狭いところでは規定の本数が見えない場合もあります。こだわる方は窓を削って横幅を広げて下さい。
実際の建物は一つの窓に格子2本ですが、模型では4本を貼って両脇を引き締めた方が美しく仕上がります。
エッチングの表側(商品名のモールドがある側)の方がモールドがきれいなので、表を外側に向けた方が美しく仕上がります。

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以上の手順を、この説明書では「格子を4本入れる」と表現しています。
ただし本数には例外もありますので、詳細は下の個別解説に従って下さい。

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六階のみ「CE012A 鉄格子セットM」の上段を使いますが、こちらは後述の個別解説で説明します。


●個別解説

以下、例外的な部分のみ個別に説明します。
説明のない部分は原則として格子を4本入れて下さい。妻壁の小さな窓も同様です。
格子が長すぎる場合は切り詰めて下さい。
バリが出て窓がつぶれ気味の部分は軽く削って下さい。

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プラスチックパーツ28×2個
窓を裏からプラ板でふさいで下さい。

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プラスチックパーツ24×2個、25×2個
鉄格子セットMの上段を筋彫りに従って切り離し、窓の裏から貼って下さい。

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プラスチックパーツ18
横長の窓には格子を横に一本貼って下さい。

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プラスチックパーツ19
横長の窓には格子を横に一本貼って下さい。

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プラスチックパーツ20×2個
横長の窓には格子を横に一本貼って下さい。格子が多いので干渉する部分は切り詰めて下さい。

プラスチックパーツ11 (写真略)
中央の小窓にも格子を4本ずつ入れて下さい。

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プラスチックパーツ10×2個
他の窓より幅が広いので6本ずつ格子を貼って下さい(外から4本見える)。
ただし実物は東面が左から3、3、4、3本(見えている本数)、西面が左から3、4、3、3本ですので、こだわる方は図面などを参考に修正して下さい。

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プラスチックパーツ1
上段の両端の窓(計二か所)は格子が一本です。こだわる方は窓を狭く修正して下さい。

プラスチックパーツ3、4(写真略)
天守曲輪の内側にあたる部分です。窓が多いですが、完成すると他の櫓に隠れてあまり目立ちません。
適当に手を抜いても許されると思います。

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プラスチックパーツ13、14、17、23のような小さな窓にはエッチングパーツを半分に切って使用して下さい。
エッチングパーツには殆ど余分がありませんので、贅沢に使っていると足りなくなります。



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