JOYJOY松江城エッチング 作事伝書
作事心得
松江城
■松江城
高欄の再現に0.2mm真鍮線が22p程度、別途必要です。
●完成写真
●構成図

戸は全開した状態を再現しています。短辺の窓は非対称なので位置を間違えないよう注意して下さい。
松江城の板戸について詳しくはこちらの
松江城資料集をご覧下さい。
●プラスチックパーツの加工

プラスチックパーツC4、C5、C6、C7から最上階の望楼部分を切り取って下さい。

プラスチックパーツC4、C5、C6、C7を組み立てて下さい。
※プラキットの組説手順@のイラストは、初版ではC4とC6が入れ替わっていました。最新版は未確認ですが、念のためキットの組説ではなく上の図に従って下さい。

プラスチックパーツC4、C6から切り取った部分から妻壁を切り離し、屋根A3に取り付けて下さい。

長すぎると、あとで壁を取り付けるときに干渉しますので、図のように屋根裏の段からはみ出さないようにして下さい。

床板を取り付ける台を作って下さい。天守の穴を裏からふさぎ、高さ4mmの台を付けます。作例は3mm角材と1mmプラ板で作りました。
●高欄の組立

外壁のエッチングパーツ1(2枚)、2A、2Bに高欄を取り付けて下さい。三本の溝に直径0.2mmの真鍮線などを取り付けます。
画像はエッチングパーツ1です。2A、2Bも同様に工作して下さい。
●床板と柱の組立

0.3mm厚のプラ板で11×7mmの板を2枚作り、エッチングパーツ3の細い側をはさみます。さらにエッチングパーツ4、6で囲み、接着して下さい。
エッチングパーツのモールドが細かい側をどちらに向けるかは任意ですが、どちらにせよ完成するとあまり見えません。

作例では接着力を弱めた両面テープの上で仮組みし、瞬着で固めています。右は仕上がりを裏から見たところ。
●外壁の組立

外壁のエッチングパーツ1、2A、2Bを図のように組み立てて下さい。写真のように1mm角棒を補強に入れると楽に組めます。

仕上がったエッチングパーツを大天守に取り付けて下さい。屋根を組めばエッチングパーツの位置も決まります。

資料写真のように内側と外側の桁の高さ、柱の位置が揃うように調整して下さい。
●鯱の組立
大棟に鯱のエッチングパーツを取り付けて下さい。仕上がりは完成写真を参考にして下さい。
プラスチックパーツB2から元の鯱を削り取り、根本をわずかに掘り下げ、エッチングパーツ5を取り付けます。

実際は資料写真のように下の方が厚くなっていますので、パテなどで太らせるとよいでしょう。
あとはプラキットの組説に従って下さい。
なお、実際の松江城については
松江城資料集も用意してありますので、あわせてご覧下さい。
←前へ