鶴ヶ城 四百六拾分一雛形 作事伝書

  作事心得   天守   鉄門

■鉄門

photo_若松城鉄門
プラスチックパーツ9の柱を切り取って下さい。

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エッチングパーツ2を溝にそって切り離し、裏表を接着して下さい。
門を開ける場合、扉を溝にそって切り離し、本丸側に取り付けて下さい。柱側には0.3mmプラ板を挟んで厚みを増すとよい。
門を閉じる場合、伸ばしランナーで閂(かんぬき)を作るとよい。下の資料写真を参照。

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図のように石垣に接着して下さい。


※メモ
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本丸側の柱を再現する場合、プラ棒などで作り直して下さい。作例はエバーグリーンの0.8mm角棒を使っています。
プラ棒を切り出すときエッチングパーツ2をテンプレートにすれば多少は楽です。
構造は下の資料写真をご覧下さい。

※メモ
門の構造は実物と多少異なります。プラキットは実際より縦長なので、正直に設計すると変な形になってしまうからです。
塗装の際はプラスチックパーツ9の下部から黒く塗って下さい。

●資料写真

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●妻板を合わせる

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壁に一体成形されている妻板が屋根と合わない場合、壁から切り取って屋根に取り付けるという荒業もあります。屋根の裏を薄く削ればスケール感も出ます。
ただ、これを実行すると妻板が大きく見えるという問題が出てきます。解決するには、屋根と妻板の間をプラ板などで塞ぐか、塗装でごまかして下さい。



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