■石屋主人日乗
ここは石屋の主人がプラモに関係あるコトやないコトを好き勝手に書き散らすページです。
以前の「ニュース」を改題。ニュースというと城プラモ界のイベントを残らず網羅するような印象になってしまいますが、そんなマメな事をやる気はサラサラないので。

懐かしいのが出てきました。モデラーズカラー(新版)。1977年発売、定価1,000円。A5サイズ本文112ページ。
基礎知識が約30ページ、あとは陸海空三軍ならびに自動車、帆船について、歴史の概略、使用する色、塗装のテクニックなどを解説。
買ったときは、これで塗装がうまくなると思ったけどなあ・・・。

付属の色見本帳には実際の塗料を使ったカラーチップが添付されています。
チップはミスターカラーの1〜74と、スプレーのみのメタリック3色。鉄道色18色と水性ホッペ30色は印刷で説明。

この当時、ハンブロールの朝日通商も、塗料を塗布した2つ折りの見本帳を配布していました。

レベルのブランドを引き継いだタカラは、こんな小冊子を作っていました。
手帳サイズの中綴じ36ページ、表紙4色、本文2色刷り。定価150円。
塗装の基本やノウハウを簡単に纏めた内容でした。

パテまみれの不審な物体が発掘された。

てゆうか、LSのピースメーカーだった。
思い出した。恵比寿のミスタークラフトで買って、ヒケにパテ盛りして、そのまま何十年も放置していたのでした。
多分もっと優先度の高い新製品が発売され、そっちを作っている間に忘れ果てたものと思われ。
パテの乾燥はもう十分だろうし、そろそろ作ってやらないと可哀想ですかね。
●おまけ

はうあ、こっ、これは・・・ポストホビーの包装紙だっ!
エアフィックスの鉄道プラモについては以前にも書きましたが、今年も香港の友人から面白い物が届きました。
しかしまあ、よく見つけてくるなあ。こんなのが残ってるなんて、香港恐るべし。
なお、こちらからは日本のマイナー気味なマンガやSFなどを送って双方ウマーという関係。

ステーションアクセサリー。いかにもエアフィックスな箱絵がステキ。

計りは分かるとして、その他の機械は何でしょうか。昔の自動販売機かな。

これは一緒に送ってくれたプライザーの「アメリカ1492」。虐殺の予感しかしねぇ・・・。
昨年に続き、今年も18きっぷの予算を流用して「旅名人の九州満喫きっぷ」を買いました。
●目的
・日南線、指宿枕崎線など九州の乗り残しを一気に制圧すべし
・九州南部における民家の様式を観察すべし
・プラモを買うべし
●日程
・1日目
日豊線 高城→佐伯
日豊線 佐伯→延岡 ※ここは別途料金。鈍行は早朝と夕方のみ、昼間は特急に乗るしかない。
日豊線 延岡→宮崎
日南線 宮崎―志布志を往復
日豊線 宮崎→鹿児島中央
鹿児島泊
・二日目
鹿児島城を見学
指宿枕崎線 鹿児島中央―枕崎を往復
勉強堂でプラモを買う
時間が余ったので、鹿児島中央―大隅大川原を往復
市電で笹貫のマンガ倉庫へ行く
鹿児島泊
・三日目
日豊線 鹿児島中央→隼人
肥薩線 隼人→吉松→人吉
人吉城を見学
肥薩線 人吉→八代
鹿児島本線 八代→熊本
熊本電鉄に乗る
マルエスでプラモを買う
豊肥線 熊本→大分
日豊線 大分→高城
●トピックス

指宿枕崎線、薩摩塩屋付近。見ろ、シュロの木が雑木林のようだ。
ソテツなんかも雑草扱いだったし、やっぱ南国ですね。

指宿枕崎線、松ヶ浦―頴娃大川間。冬なのに熱帯っぽい。

人吉城は角櫓などが復元されています。歴史館では謎の地下室も公開。
鹿児島の民家の特徴として気づいたのは、どうも鳥衾を使わない傾向があるらしいという点です。
指宿枕崎線では片道2時間47分の間、古風な瓦屋根はたくさん見かけたのに、鳥衾を見た覚えがまったくありません。

大分県など九州北部では、船のへさきのように威勢よく突き出している姿をよく見かけるものですが。
鳥衾の地域的な分布状況かあ。考えた事もなかったけど、調べてみれば面白いのかもしれません。
●おまけ

干支にちなんだプラモですか?
うーん、ヒツジ→オーストラリア→アンザックス・・・ダメ?
本年もご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します。
画像はイグルー風に宇宙初日の出みたいな。
●おまけ
みんな たいへんだ
これをみろ
エアフィックスは17ポンド砲を再版するつもりだ
よっしゃああ、今度こそ買うぞ!
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