■石屋主人日乗
ここは石屋の主人がプラモに関係あるコトやないコトを好き勝手に書き散らすページです。
以前の「ニュース」を改題。ニュースというと城プラモ界のイベントを残らず網羅するような印象になってしまいますが、そんなマメな事をやる気はサラサラないので。
山田卓司さんのあの作品っぽいものを作ってみたい。
誰もが一度は考えることだと思います。

及ばずながら、プラモのミニチュア箱だけですが、いくつか作ってみました。
古い貼箱を分解するのはイヤなので、各面を撮影して、画像を展開図の形に合成します。

ホビージャパンのミニチュアも作りました。
76年6月号、これは私が初めて買った思い出深い模型誌です。
スケールとキャラ物が峻別されていた当時、「松本零士の世界」はとても斬新な企画でした。

しかし現物は擦り切れるほど読み込まれており、さらに経年も加わって、特に背表紙などはボロボロです。

秘術の限りを尽くしてレタッチしました(笑)。

ついでにアオシマの1/6ラジカセ「パイオニア ランナウェイ」も一緒に。
こういう時のために何個か買っておくとよいです。
今なら駿河屋で安く買えます。
他にラジカセのキットがないからコレを使いましたが、実際にはランナウェイなんか持ってませんでした。
当時使っていたのは、ダイエーで買った新日本電気のラジカセだったと思います。
オールナイトニッポンや日立ミュージックインハイフォニックなどを聞きながらプラモを作っていた頃が懐かしい。
●おしらせ
おかげさまでJOYJOY鶴ヶ城のエッチングが売り切れとなりました。
しかし、残念ながらあまり売れなかった商品ですので、再生産は望み薄であります。
鶴ヶ城の高欄をご希望のお客様は「CE006A JOYJOYエッチング高欄セットA」をお求め頂きますようお願い致します。
また、窓に格子を追加したい場合は、汎用格子セットの「CE010A 格子セットM」をご使用下さい。
「未開封の段ボールの最後の一箱」「忘れられたジャンクボックス」などと冗談めかして書いていたら、

ホントに出てきました!

お宝も多少ありましたが、それよりも、

中途半端に放置された未完成品や、乱雑に詰め込まれた完成品などを見ると、何ともはや申し訳ない。
長いこと忘れていてホンマ済んませんでした、という気持ちになります。
迂闊だった、少しは考えるべきだったんだ。
35年前に上京した際、プラモ関係の荷物は小さな段ボール箱がわずか二つでした。
それ以外の、少なからぬ数の完成品や仕掛り品、手つかずのストックはどこへ行ったと思っていたのか。

それらはどこへも行ってはいませんでした。
35年もの間、実家の納戸でひたすら眠り続けていたのです。
考えてみれば、いろいろと置き去りにしてきてるなあ・・・珍しく反省。
●おまけ

フジミ1/3000集める軍艦の広告。

今は亡きポストホビー大分パルコ店のスタンプカード。
昭和52年4月30日のスタンプが押されていますが、これは同店が開店した翌日の日付です。
そのポストホビー大分店も2006年に店を閉じ、大分パルコも2011年に閉店、建物は既に取り壊されました。無常ですなあ。
昭和45年頃だったか、大分県で一時的に流行した謎の飲み物がありました。
その名は、しいたけエキス入り健康飲料「モナーフォーレ」。
大人たちは美味しそうに飲んでいましたが、小学生の私は一度だけ飲んでトラウマを作りました(笑)。
しいたけの色素が染み出していたのか、見かけはコーラみたいな色。
しかし、コーラの味を予想していたのに、口中に充満したのは塩気のないそばつゆの味、みたいな。
このときのショックは今でも鮮明に覚えています。

今となっては二度と目にする機会もあるまいと思っていましたが・・・
このたび、実家の納戸でカセットテープの入れ物として保管されていた箱を発掘。
貴重といえば貴重なんだろうなあ。

まったくもって信じ難いコンセプトです。

どっからそんな発想が出てきたのかを問い詰めたい。
先週はニセプラモの箱を載せましたけど、今度は正真正銘の事実なんです信じて下さい。
しかし、当時の大人たちは本当に喜んで飲んでいましたからね。
歳をとった今だったら、意外と美味しく感じるのかもしれませんが。
●追記
念のため「しいたけドリンク」を検索してみると、今でも何種類か売られていました。
うーん、そうしてみると先見の明のある企画だったのかなあ。
いずれにせよ子供に飲ませるような代物じゃないですけどね。
●おまけ

なぜか保管されていた絶版ラーメンの袋。
●追記 2021.4
あーあ、現存十二天守のプラモくらいあればいいのになあ。
ジュニアでいいから相原模型から出てればなあ。
仕方がない、ウソの箱でも作って溜飲を下げてやるか。

というわけで、ジュニア名城シリーズの丸岡城、備中松山城、宇和島城、丸亀城です。
実際には存在しないので、ヤフオクとかで探さないで下さいね。
なお弘前城が抜けているのは、まだ行ったことがないので写真を用意できないからです。

ついでに能登科学の城郭シリーズ。
相原やフジミなどの城よりも小ぶりな、箱スケールのキットでした。
時代的にいろいろツジツマが合いませんが、どうせ嘘なので深く考えないように。

全八種、ついにフルコンプしました(笑)。
箱のサイズは同社の1/76シリーズと同じく30×135×210mmです。
当時の定価は200円。嘘だけど。
検索用のプラモリストは、20年くらい前に文豪mini5HDというワープロで作ったことがあります。
でも、その後はずっと更新をサボっており、ワープロもとっくの昔に壊れ、今となってはフロッピーを読むことすらできません。
結局、残ったのは10枚ほどのプリントアウトのみ。
このプリントアウトに手書きで赤入れしたり、紙を追加したりで、何とか今まで使ってきました。
しかし、積みプラモの量が増えてくると、さすがに探すのが面倒です。
そこで、このたび一大決心をして、全面的に入力し直すことにしました。
プリントアウトはOCRでかなり正確に読めましたが、手書きの部分は無理なので手作業で入力。
未登録の箱も、この際なので全て中身を確認してリストアップしました。
関連して半角全角や語句の統一など厄介な作業も発生したので、久しぶりにPerlの環境まで整えてしまいました。
そんなこんなで、どうにか完成。
検索すればキットの所在が一瞬で分かり、めちゃんこ便利です。
ついでに積みプラモの数を調べたところ、概算で2,540個・・・大杉 orz

発掘調査のおかげで、行方不明だった完成品もいくつか出てきました。
こちらはエアフィックスの54mmフィギュア、フランス胸甲騎兵。
ヒストリカルは塗装が面倒なので、例によって象牙彩色で仕上げています。

バンダイヨンパチのM13なんか20年ぶりに見たような気が。
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