■石屋主人日乗

ここは石屋の主人がプラモに関係あるコトやないコトを好き勝手に書き散らすページです。
以前の「ニュース」を改題。ニュースというと城プラモ界のイベントを残らず網羅するような印象になってしまいますが、そんなマメな事をやる気はサラサラないので。

●号外

国連難民高等弁務官事務所 ウクライナ難民援助


●バンダイ機甲師団シリーズのシャーマン 2023.5.26

photo_バンダイ機甲師団シリーズのシャーマン
一昨年あたりから「バンダイヨンパチ全部作る計画」を密かに進めていましたが、ちょっと息切れして現在はお休み中。
そもそもキットだって全部は揃っていないので、集めるところからボチボチやっていきます。
今回はちょっと趣向を変えて、シャーマン系列の部品を紹介します。

●車台と履帯 全アイテム共通?
photo_バンダイ機甲師団シリーズのシャーマン

photo_バンダイ機甲師団シリーズのシャーマン
photo_バンダイ機甲師団シリーズのシャーマン
たぶん共通だとは思いますが、全部持っている訳ではないので断定は避けておきます。

photo_バンダイヨンパチ
なお履帯はツルペタのT51とラバーシェブロンのT48の二種類あったことが確認できますが、どれが何に付属したのか、いまいち不明。
私のコレクションは中身をグチャグチャに混ぜてしまったので、元の状態が分からないのです。

●VVSS 全アイテム共通?
photo_バンダイ機甲師団シリーズのシャーマン

photo_バンダイ機甲師団シリーズのシャーマン
ランナータグは「M4 MEDIUM TANK (A)」

●M4A1 上部車体と内部構造
photo_バンダイ機甲師団シリーズのシャーマン
ランナータグは「M4A1 SHERMAN TANK」

●M4A3 上部車体と内部構造
photo_バンダイ機甲師団シリーズのシャーマン

photo_バンダイ機甲師団シリーズのシャーマン  photo_バンダイ機甲師団シリーズのシャーマン
ランナータグは「M4A3 SHERMAN TANK (B)」

●M4A1 エンジン
photo_バンダイ機甲師団シリーズのシャーマン
ランナータグは「USA CONTINENTAL R975ENGINE」
※M4A3にはエンジンだけのランナーはありません。

●M4A1 細部
photo_バンダイ機甲師団シリーズのシャーマン
ランナータグは「M4A1 SHERMAN TANK」

●M4A3 細部
photo_バンダイ機甲師団シリーズのシャーマン
ランナータグは「M4A3 SHERMAN TANK (C)」

●75mm砲塔
photo_バンダイ機甲師団シリーズのシャーマン
ランナータグは「SHERMAN TANK 75m/m GUN」

●76mm砲塔
photo_バンダイ機甲師団シリーズのシャーマン
ランナータグは「SHERMAN TANK 76m/m GUN (D)」

●人形 全アイテム共通?
photo_バンダイ機甲師団シリーズのシャーマン

photo_バンダイ機甲師団シリーズのシャーマン
ランナータグは「FIGURE NO.14」

●デカール 全アイテム共通?
photo_バンダイ機甲師団シリーズのシャーマン

これらのパーツを組み合わせて、以下の四種類が発売されました。定価各500円。

 ・M4A1(75mm)
 ・M4A1(76mm)
 ・M4A3(75mm)
 ・M4A3(76mm)

シャーマンとしては、これに加えて105mm砲塔のM4A3も出ました。さらに車台流用で155mm自走砲M12とカーゴキャリアM30も発売されています。
シリーズがもっと長く続いていれば、無印M4やファイアフライ、HVSSなども登場したかもしれませんね。
まあ、そっちの夢は21世紀になってタミヤが叶えてくれましたが。

Amazon タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ No.05 M4シャーマン 初期型
Amazon タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ No.23 M4A1シャーマン
Amazon タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ No.32 シャーマンIC ファイアフライ
Amazon タミヤ 1/48 ミリタリーミニチュアシリーズ No.95 M4A3E8 シャーマン イージーエイト

なおM4A3(76mm)のランナータグのみ、以下のようにAからDまで綺麗に並びます。

  シャーシと履帯 無銘
  VVSS 「M4 MEDIUM TANK (A)」
  上部車体と内部構造 「M4A3 SHERMAN TANK (B)」
  細部 「M4A3 SHERMAN TANK (C)」
  76mm砲塔 「SHERMAN TANK 76m/m GUN (D)」

これはシャーマン系としてはM4A3(76mm)が最初に発売されたアイテムだからです。

●リンク
バンダイヨンパチのアイテム一覧と各アイテムへのリンクを用意しました。

●余談
「君に質問があります」
「ハイ何でしょう」
「1974年頃に中学生でしたよね」
「そりゃまあ」
「どうしてM12自走砲を買おうと思わなかったのですか」
「ちょっとボーッとしてました」
「死ね」

●今週のぬこさま
photo_今週のぬこさま

photo_今週のぬこさま
「女王陛下の優雅な午睡、卿にもご覧頂こうと思いましてな」

photo_今週のぬこさま
「優雅・・・」
「あれ?」

●おまけ 今週の散歩
photo_今週の散歩  photo_今週の散歩
水の流れを眺めると心的エネルギーが増えると主張するインチキ民間療法。

photo_今週の散歩
パワー!


●昭和の宇宙戦艦ヤマト 2023.5.19

その昔、高校の授業に「クラブ活動」というものがありました。放課後の部活動ではなく正課授業で、週に一回だったと記憶しています。
私は工作クラブを選びましたが、いうまでもなく、当時のプラモオタが大人しく竹とんぼやブックエンドなど作るわけがありません。これ幸いとプラモ作りに精を出したのです。
授業で堂々とプラモを作ることができるのですから、まったく夢のような時間でした。

確か1976年頃、そのクラブ活動の時間に、ニチモか大滝あたりの1/600大和をパテまみれにして悪戦苦闘している仲間がいました。そう、彼は宇宙戦艦ヤマトを作ろうとしていたのです。
当時はまだヤマトのプラモなどゼンマイ動力の初代キットしかなかったので、もしかすると彼はそれを作ってガッカリして、だったら大和を改造すればリアルなヤマトが手に入ると考えたのかもしれません。
今でこそ笑い話ですが、当時はアニメ関連の情報などほぼ皆無で、図面や画像、設定資料など手に入る筈もなく、何をするにも手探りだったのです。

photo_大和とヤマト

photo_大和とヤマト
大和とヤマトの比較。やはり大和からヤマトを作るのは相当に無謀なのが分かります。
なお、大和はニチモの1/700です。タミヤの初代ウォーターラインよりも考証が新しく、タミヤがリニューアル版を出すまでは影のWLとして活躍した傑作キットです。

photo_大和とヤマト
1/700ヤマトは古いキットですが、これはこれで、なかなか巧みな造形ではないでしょうか。
あと数年ガマンすればコレが出るなんて、1976年当時は知る由もなかったのです。

photo_大和とヤマト
このキットは、確かメカニックモデルの内部構造を省略した廉価版だったと思います。
側面で支える独特な飾り台もメカニックモデルと同じです。

photo_大和とヤマト
波動砲と艦首の線をなめらかに繋ぐのに苦労した覚えがあります。


photo_大和とヤマト  photo_大和とヤマト
こういうところをきれいに作ろうと心がけたようです。

photo_メカコレの初代ヤマト
メカコレの初代ヤマトも同様のデッサンとなっています。これは各部を薄く削っただけの素組みです。

photo_メカコレの初代ヤマト
全長127mm、スケールは約1/2,000。小さいけどよくできています。

photo_メカコレの初代ヤマト
メカコレ二代目と比べると、艦底が平らなあたり、まだ船の面影を留めていますね。

●今週のまんが
photo_今日のさんぽんた (1)
よきかな。

Amazon 今日のさんぽんた (1)

●今週のぬこさま
photo_今週のぬこさま  photo_今週のぬこさま
生後三か月のぬこ。アメショーみたいに白い。

photo_今週のぬこさま  photo_今週のぬこさま  photo_今週のぬこさま
一歳二ヶ月。だいぶ黄色くなっています。
猫の毛色が成長につれて変化するのは、赤い色素を作る遺伝子の働きが強くなるせいだとか。


●イタレリ1/35 八輪装甲車 2023.5.12

photo_イタレリ1/35 Sd.kfz.234
懐かしいのが出てきました。イタレリ1/35 Sd.kfz.234/1と234/3です。
古いキットですが雰囲気は抜群です。
車幅表示棒を金属に置き換えてあります。これはディテールアップというより破損対策です。

photo_イタレリ1/35 Sd.kfz.234
イタレリの234系は、最初にプーマが発売され、バリエーション展開で残りの三種が登場しました。
7.5cm Pak40搭載型も作った筈ですが、今回は発掘できませんでした。


photo_イタレリ1/35 Sd.kfz.234  photo_イタレリ1/35 Sd.kfz.234  photo_イタレリ1/35 Sd.kfz.234
火力支援型のSd.kfz.234/3、24口径7.5cm砲を搭載。かっこようございますねえ。

photo_イタレリ1/35 Sd.kfz.234  photo_イタレリ1/35 Sd.kfz.234  photo_イタレリ1/35 Sd.kfz.234
7.5cm L/24も今なら色々ありますが、この時点で最善だったのは、1990年7月に発売されたタミヤの251/9カノーネンワーゲンでした。なおグンゼの250ノイが1998年。
この作品は砲をタミヤに換装し、細部をいじってあります。機関銃はたぶんドラゴンのクォーターマスターシリーズです。 つまり1994年頃に作ったものと思われます。

photo_イタレリ1/35 Sd.kfz.234
今ではドラゴンがありますから、こんな苦労も昔話になりました。

photo_イタレリ1/35 Sd.kfz.234  photo_イタレリ1/35 Sd.kfz.234  photo_イタレリ1/35 Sd.kfz.234
デフォルトでこれだもんなあ。

●今週のぬこさま
photo_今週のぬこさま  photo_今週のぬこさま
手首をちょっと曲げて眠る姿がなんとも。

●連休なのでうろうろする 2023.5.5

ここ十年ほど、近場の鉄道で、駅間を徒歩または自転車で踏破してきたのですが、どのくらい達成したか整理してみました。=が済み、が未踏破。

●日豊本線 上り方面
宇佐西屋敷=立石=中山香=杵築=大神日出暘谷亀川別府大学別府=東別府=西大分=大分

●日豊本線 下り方面
大分=牧=高城=鶴崎=大在=坂ノ市=幸崎=佐志生=下ノ江=熊崎=上臼杵=臼杵津久見日代浅海井狩生海崎佐伯

●九大本線
豊後森恵良=引治豊後中村野矢由布院南由布湯平=庄内=天神山=小野屋=鬼瀬=向之原=豊後国分=賀来=南大分=古国府=大分

●豊肥本線
豊後竹田朝地緒方豊後清川三重町=菅尾=犬飼=竹中=中判田=大分大学=敷戸=滝尾=大分

未踏破の理由は、遠い、駅間が長い、たいして面白くないの三通りです。
改めて整理してみると意外に未踏破が多いので、また頑張って埋めていこうと思います。
というわけで、せっかくの連休なので、今回は豊肥本線の豊後清川から三重町まで歩いてみました。

大分県と熊本県を結ぶ豊肥本線は、ひとことで言うと阿蘇山を登って降りる路線です。
そのためにカルデラの中を走ったり、スイッチバックで外輪山を越えたり、いろいろと見どころがあるのです。
今回訪れた岩戸鉄橋もなかなかのものです。

photo_岩戸の景観 奥岳川橋梁
うひょー。

photo_岩戸の景観 奥岳川橋梁  photo_岩戸の景観 奥岳川橋梁  photo_岩戸の景観 奥岳川橋梁
凄いお、カッコいいお。

photo_岩戸の景観 奥岳川橋梁
阿蘇の溶結凝灰岩を奥岳川が削りに削った絶壁は高さ50メートル。その横腹に風穴を開けて鉄道を通しています。

photo_岩戸の景観 奥岳川橋梁
清流にそびえ立つ橋脚が絵になる。

photo_岩戸の景観 奥岳川橋梁  photo_岩戸の景観 奥岳川橋梁  photo_岩戸の景観 奥岳川橋梁  photo_岩戸の景観 奥岳川橋梁
橋脚の形がみんな微妙に違うのもマニアックでよろしい。

photo_岩戸の景観 奥岳川橋梁
豊後清川方面は築堤に繋がっています。

photo_岩戸の景観 奥岳川橋梁  photo_岩戸の景観 奥岳川橋梁
現地の案内板より。

●おまけ
組まずに死ねるか100選について、但し書きを追加する」
「というと?」
「等価交換を認める。例えば、AFVクラブのSd.kfz.251/17を、251/3に変更というような」
「てめえ、また新しいの買いやがったな」

photo_AFVクラブのSd.kfz.251/3

●おまけ 今週のまんが
photo_ぱらのま 6巻
6巻キタ――(゚∀゚)――!!

Amazon ぱらのま 6 (楽園コミックス)

●今週のぬこさま
photo_今週のぬこさま  photo_今週のぬこさま
六年前、初めての子猫に人間どもは困惑していました。どうやって育てりゃいいんだ。
でもネットで調べると「母猫が一緒なら基本まかせておけば大丈夫」と。なるほど、言われてみればその通り。
実際、食事もトイレもちゃんと自分たちで覚えてくれました。













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