■石屋主人日乗
ここは石屋の主人がプラモに関係あるコトやないコトを好き勝手に書き散らすページです。
以前の「ニュース」を改題。ニュースというと城プラモ界のイベントを残らず網羅するような印象になってしまいますが、そんなマメな事をやる気はサラサラないので。

こちらはガトリング砲です。ミトライユーズとゴッチャになってんじゃねーの、などと思っていましたが、改めて調べてみると、このようなクローズドバレルのタイプもあったようです。
例えばこちらの
ようつべ動画では、コルトM1883の装填や射撃を見ることができます。
可動部の防塵にはよいかもしれませんが、冷却は問題なかったんでしょうか。
●余談
でも
ジャンゴの機関銃は間違いなくミトライユーズのお化けだと思うの。
●補足
これらのキットは、元々はPALMER PLASTICS INC.,というメーカーが作ったシリーズで、アイテムは以下の5種類でした。
・24ポンド艦砲
・独立戦争の大砲
・第一次大戦の75ミリ野砲
・ガトリング砲
・南北戦争の野砲
70年代にはライフライクに引き継がれ、近年ではアンコールモデルからも再販されています。
また、SMERの「1/18 KANON NAPOLEON」は「独立戦争の大砲」と同じものに見えますが、ライフライク版は未所有なので確認は出来ていません。
なお、ガトリング砲の元ネタはよく分かりません。いろいろなタイプの特徴を寄せ集めたようにも見えます。一説には1890年代に海軍で使われたタイプといいますが確証はありません。
スケールは1/16と1/24の二つの説が見られます。1/24では車輪の直径が2mを越えてしまうので、1/16の方が信用できそうです。
●おまけ

1976年のちらしが入っていました。1ドル99セントで特製Tシャツが買えたようです。ちょっと欲しいかも。
●古本整理

大砲好きの入口がこのあたりでした。あとマール社の「武器」とか。

さすがミニアート、アイテム選択が実にすばらしい。

子供の頃、こんなのが公園や空き地でゴロゴロ廻っているのをよく見かけました。ただしミニアートが模型化したタイプとは微妙に異なります。
コンクリートミキサーについてネットで調べてみると、今でも二万円くらいで売ってるみたい。動力は100V電源が多い。

アリイのダイハツオート三輪に乗せてみました。昭和っぽくて似合うのではないかと。

フロントフォークの付け根が角ばっているので、丸く削りました。これだけでも随分と雰囲気がよくなります。

資料写真。豊後高田の昭和の町で撮影しました。
ところで、このダイハツオート三輪、ネットで完成品の画像を見ると、みんなやけにフロントフォークの左右を間違えているので不思議だと思ったら・・・
何てこった、組説が間違っている。箱絵が正しいので、皆様お気をつけ下さい。
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ミニアート 1/35 コンクリートミキサーセット プラモデル MA35593
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マイクロエース 1/32 オーナーズクラブNo.19 '55 ダイハツ オート3輪

ハシモトホビー。野田線川間駅そば。ネット情報では2015年6月閉店。
川間といえば、このあたりで学生時代に自炊合宿を行っており、食材の買い出しに駅前のスーパーをよく利用したものでした。
それなのに現地へ行っても何も思い出せずショックを受けました。時間は残酷です。

この店については記録が残っておらず所在地が不明ですが、柏のヤマモトと同じネガに写っていたので、たぶん野田線の沿線。
ただし「思い出の」と題しているわりに記憶があいまいで、何を買ったかなど具体的なことは思い出せません。看板に偽りあり。

卓球教室、文具、模型の「かいしん」。ここも同じく野田線だと思います。
せっかく見つけたのに閉まっているケースはたまにあって、たいそう悔しかったのを覚えています。
●おまけ 在庫処分
1/12組立家具。
うちの製品にこんなのがあった事を作った本人も忘れていたという不遇の商品。歴代最下位、やばいくらい全然売れません。
というわけで泣く泣く在庫処分します。定価1,250円のところを1枚600円、2枚セット1,000円、3枚なら1,200円です。
詳しくは
お店をご覧ください
売り切れ次第絶版として二度と作りません。作ってたまるか(笑)。
体重が落ちないデブ。このままではお医者様に怒られてしまうデブ。
仕方がない、こうなったら例のアレをやるしかないデブ。
というわけで、佐志生駅から佐賀関まで約13キロを歩きました。あちこち寄り道したから、実際は14キロ程度は歩いたものと思われ。

最初の小休止まで、あの岬を二つばかり越えなくてはなりません。軽く絶望。

ヒャッハー、町だー!

一尺屋の民家。自販機のコーラを飲んでひとやすみ。

微妙に不揃いな下見板の雰囲気がよい。大きめの板は廃船からの転用か。

すごいな、イザナギプレートの置き土産だ。

玉井地区の新しいトンネルと埋立地。

2013年に歩いたときは工事中でした。

佐賀関の煙突だ、着いたぞー。

ヒャッハー、食い物を寄越せー!
ゲッ、午後6時で閉店だって? しまった、タッチの差でおやつを買い損ねた。アイス食べたかったデブ。
その後はバスで幸崎駅へ、電車で帰宅。風呂に入って体重を測ると、1キロは落ちた感じ。あれだけ歩いてそんなもんか。微妙。
●おまけ トライスターIV号・小林源文バージョン

「報告します 転輪ボギーの組み立て完了しました」
「ごくろう 次は連結履帯だ」
「少佐殿・・・我々には休養が必要です」
「死んでから休めばいい 君は自分のニッパーを取ってこい」

パクトラタミヤが最初はセット売りだったのは有名ですが、こんなセットがグンゼからも出ていました。

なん・・・だと・・・?

コーティングの中身はよく分かりませんが、普通のラッカーパテのようにも見えます。

これはブレード法やローラー法の元祖なのか? 何というロストテクノロジー。
しかし、当時これが普及したという話は聞いたことがなく、私の周囲では、みんな相変わらず半田ごてやドライバーでポチポチやっていました。
うーん、どんな素材だったのか気になります。真・溶媒液なら復活するのかな。
そういえばボークスのコーティングパテというのもありましたね。使ったことないけど。
●おまけ

平成最後に発注し、令和になって初めて到着した記念すべきプラモはこれでした。
モーターブーフの Spezial-Panzerfahrzeuge を苦労して読んでいた頃、時代はまだ昭和で、私は20代でした。
このアイテムの、こんな精密キットが発売されるなんて、当時は想像すらできなかったものですが。 ナニモカモ ミナ ナツカシイ...
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