■石屋主人日乗

ここは石屋の主人がプラモに関係あるコトやないコトを好き勝手に書き散らすページです。
以前の「ニュース」を改題。ニュースというと城プラモ界のイベントを残らず網羅するような印象になってしまいますが、そんなマメな事をやる気はサラサラないので。

●限界戦線 2018.5.25

戦争映画のDVDが中古で安かったので買いました。

-あらすじ-
独ソ戦初期、ドイツの空挺が戦線後方の鉄橋を奇襲占領した。このままではロシア軍は退路を断たれ一巻の終わりだ。
しかしロシア軍には装甲列車という切り札があった。突破作戦の開始までに鉄橋に到着するよう、装甲列車に出動命令が下る。
この装甲列車をめぐる両軍の攻防を描く。

photo_限界戦線
ドイツのDFS230空挺グライダーが映画に出てくるのはたいへん珍しい。

photo_限界戦線

photo_限界戦線
地上の敵を機銃で制圧する描写もあります。ちょっとしか出てこない機体なのに細かくキャラ付けされています。

photo_限界戦線
鋼管羽布張りの機体なので、DShKあたりで強度部材を撃たれればひとたまりもなかったでしょう。

photo_限界戦線
ドイツ兵の一部がロシア軍に化けており、しかも両軍ともに仲間割れを始めるので、ちょっと油断すると誰がどっちの味方なのか分からなくなります(笑)。

photo_限界戦線

photo_限界戦線
装甲列車は実在のモデルがあるのか知りませんが、細部までリアルに出来ています。

photo_限界戦線
車内に食い物が詰まっているのはUボートみたいで面白い。

photo_限界戦線
これはもしかしてロシア軍の 方向盤 か。"russian aiming circle"で検索すると、やはりPAB-2とかいう型番のが出てきました。倍率は8倍なので、このように望遠鏡としても使えるようです。

photo_限界戦線
本物? このレティクル本物?

そういえば思い出した。高校時代、友人(非軍事系)の下宿で戦争映画を見ていて、軍オタ数人で
「この戦車はアフリカにはいなかったはず」
「この鉄砲はドイツ軍じゃない」
などと騒いでいたら、
「お前らは鑑賞のポイントがおかしい」
って言われた(笑)。

Amazon 限界戦線 [DVD]


●ニチモの戦車 2018.5.18

懐かしいプラモの組説をオクで譲って頂きました。

photo_ニチモのボストン
小学四年生の頃、友達のお兄さんが上手に作って飾っていたのを思い出します。
本車をボストンと呼ぶのは多分ニチモのプラモだけですが、何となく似合っているのが面白い。

photo_ニチモのダンケルク

photo_ニチモのジャンバール
ダンケルクにジャンバール。戦艦の名前でも流用したのでしょうか。

photo_ニチモのIV号戦車
タミヤ以前に発売されていたIV号戦車。プロポーションもそこそこ良いみたいです。

photo_ニチモのダンケルク
ニチモのダンケルクは、今は亡き国東の祖母がトキハデパートで買ってくれた思い出のプラモです。
人間というものは詰まらないことをよく覚えているもので、このミサイルの部品分割など当時の記憶とピッタリ一致します。

photo_ニチモのダンケルク
つまようじの先端に「アドハチック」を付けて転輪を接着するイラストも覚えています。でもよく見ると、正確にはつまようじではなく、「先を細くけずったマッチ棒」でした。

ニチモの戦車は、他にもチャリオティアを作った記憶があります。なぜクロムウェルではなくチャリオティアを発売したのか、考えてみると不思議です。


●コマンドポストなど 2018.5.11

photo_タミヤ M577
以前の記事で触れたように、タミヤの1/35MMシリーズをちゃんと作る必要を感じたので、今はコマンドポストをいじっております。
これを選んだ理由は、M113系を組んだことがなかったのと、後部にテントを張って指揮所を拡張するというコンセプトに興味を抱いたからです。

photo_ロコ M577
ついでに紹介。ロコのミニタンクには展開したテントが付いていました。タミヤはテント収納状態で模型化しています。

photo_ロコ ファウンエレファント
ロコのミニタンクというと、初期の作品は簡単なものが多く、かの有名な砲塔が廻るヤークトティーガーのような珍妙キットもありましたが、後期の西ドイツ軍ものはなかなかの傑作揃いです。
なかでも上のファウン・エレファントはデラックスなキットでした。80年代初頭、府中のムラタ模型に塗装の上手な完成品が飾ってあったのを思い出します。
この当時、ロコを買うとなると、もっぱらムラタ模型か、あるいは下北沢のサニーといったところでした。

http://www.hakanaki-jokei.com/fuchu.html
以前にも紹介した上のサイト、写真に写っている府中駅北口は、まさにあの頃、ムラタ模型へ通う道だったのです。懐かしく泣けてきます。


●タカラのミクロタッチ 2018.5.4

photo_タカラのミクロタッチ
学生の頃に愛用していたボンベ専用のエアブラシが出てきました。
初めて使ったのは旧メカコレゆきかぜの塗装で、それまで苦労していた白や黄色が簡単に塗れるので驚きました。
ただし、ボンベは170mlが600円、500mlが1,100円と、ランニングコストは安からぬものがありましたから、ここ一番というポイントにしか使えませんでした。

発売時期は正確には分かりませんが、ホビージャパン79年11月号の表2に新発売の広告が出ています。ボンベ一本付きで定価2,800円。
また、ボンベ・コンプレッサー両用のミクロタッチDXは同誌80年12月号に広告あり。定価5,000円。
それにしても、ロクな換気装置すら使わずに、こんなものでバリバリ塗りまくっていたとは。これが・・・若さ・・・

説明書が残っていたので置いておきます。
photo_タカラのミクロタッチ

photo_タカラのミクロタッチ

photo_タカラのミクロタッチ

photo_タカラのミクロタッチ






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