■石屋主人日乗
ここは石屋の主人がプラモに関係あるコトやないコトを好き勝手に書き散らすページです。
以前の「ニュース」を改題。ニュースというと城プラモ界のイベントを残らず網羅するような印象になってしまいますが、そんなマメな事をやる気はサラサラないので。
九州のとある老舗にて、旧パッケージのゴールド名城シリーズを売っていました。このバージョンは現行品と違って石垣までメッキされているので、今となっては貴重なのです。
あっ、江戸城もある。これは持ってないぞ。
そのときの心象風景を絵にすると、こんな感じ。
ホクホクしながら江戸城購入。さて中身は・・・・・・な、なんだってー(AA略)
こっ、これは江戸城じゃない、小田原城だっ。ジュニア名城シリーズの小田原城だって?馬鹿な、そんなものは存在しない筈だ!
落ち着け、素数を数えて落ち着くんだ。
気を静めて観察すると、やはり中身は1/350日本の名城シリーズと同じ。ただし、緑色の土台パーツと樹木パーツは入っていませんでした。
さらに調査した結果、1/350のカラー版が1000円の頃、小田原城だけは500円で売られていたことが判明。その際、土台と樹木は省略されていたようです。
なるほど、これはその形態のゴールド版ですか。アセンブリで外箱だけ間違えたのかな。
うーん、これはこれで面白いモノが手に入ったと言うべきでしょうか。でもやっぱりゴールド江戸城も欲しかったなあ。
酔狂という点ではうちの店も大概ですが・・・。
写真は大湯環状列石のガレージキット。こんなのうちでも出さんわ。
当店と違って問屋を通したらしく、20年くらい前だったか、小売店で売っているのを見かけた記憶があります。実行力に脱帽です。
お待たせ致しました、ようやく開発が完了しました。
こちらのページで販売しています。
にしても、いつまで仮店舗で営業するつもりなんでしょうね。なにしろアレもコレも全部一人でやっているもので、なかなか店舗の内装まで手が廻りません。何かとご不便をおかけ致しますが、何卒ご容赦下さい。
駿河屋通販のイデオンプラモ大安売りで狂喜乱舞した人、日本中に大勢いらっしゃると思いますが、ここ大分県にも一名。そりゃもう物凄い勢いで買いましたよ。どれどれ、300円箱を並べてみようかな。
こ、これは・・・素晴らしい眺めです。20世紀末の小岩タカラ模型を思い出します。
2011年3月発売のフジミ建物モデル「寺門、鐘楼、三重の塔セット」を買いました。
多分そうだろうと思って現物を確認してみると正解。実はこのキット、「情景セット 京の清水」に入っていたパーツの再販だったのです。
「情景セット 京の清水」は、1969年8月発売の「1/400清水寺舞台」を元に周辺の建物と真空成型の土台を追加し、1975年6月に発売されました。この追加された建物のパーツのみが今回再販されたというわけです。下の完成写真でいうと左上の部分にあたります。
実際の建物すべてを再現しているのではなく、要所を抜粋したイメージモデル的な情景となっています。久しく再販されず、ファンの間では伝説のように語られていたものでした。
本堂だけの方の清水寺(コード500256)なら今でも普通に買えますから、この機会に土台を自分で拡張し、幻のキットを再現してみるのも楽しいのではないでしょうか。
また、フジミ模型様におかれましては、この勢いで名所シリーズや二重橋、東大寺七重塔の再販を是非ともお願い致します。
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