CE015A PLUM 1/200松本城 軒丸瓦セット 組立説明書
■作る前にお読み下さい
●使用上の注意
エッチングパーツを切り離すときは、デザインナイフの新しい刃を使い、平らな硬い台の上で作業するか、エッチングばさみなど専用の工具をお使い下さい。
特に破風のエッチングパーツはデザインナイフでは切り取りが難しいのでエッチングばさみがあった方がよい。
●組立のポイント
・瞬間接着剤を用いる方が多いですが、点付けでなく接着面を確保できる場合、ゴム系のような時間をかせげる接着剤も意外と便利です。
伸ばしランナーの先でごく少量をすくって接着面に伸ばせばイイ感じに接着できます。
また、ゴム系で仮止めし、瞬着で固定するという方法もあります。状況に応じて使い分けて下さい。
・ゴム系接着剤は緑キャップ(流し込みタイプ)のタミヤセメントに溶けます。ゴム系接着剤を筆で薄く塗ることができ、糸も引かないので便利です。
愛用するなら接着剤の空き瓶に作っておけば、いつでも使えます。
これはエッチングをプラスチックパーツに仮止めする際、特に効果を発揮します。プラスチックに塗布すれば溶剤は速やかに吸収され、高濃度のゴム系接着剤が残ります。
エッチングの位置決めができたら、あとは瞬着を流すだけです。
●懸魚
懸魚はボーナスパーツです。各自工夫の上お使い下さい。大小1つずつしかありませんので、たくさん必要な場合は型取りして下さい。
■組立説明
●「各パーツ詳細図」の見かた
エッチングパーツの取り付けは次項「各パーツ詳細図」に従って下さい。本項では図の見かたを説明します。
エッチングパーツ(直線部分)の取り付け

青線で指定してあります。
瓦のピッチが場所によって異なるため、エッチングパーツにも6種類のパターンがあります。
両端の反りは手で曲げて下さい。
プラスチックパーツに瓦のモールドがなくても、できるだけ端までエッチングパーツを貼った方がそれらしく仕上がります。
エッチングパーツ(破風部分)の取り付け

赤線で指定してあります。
プラスチックパーツと同じ番号のエッチングパーツを取り付けて下さい。例えば、プラスチックパーツA5の破風にはエッチングパーツA5左、A5右を取り付けます。
●各パーツ詳細図

※破風のエッチングパーツは頂部がダブりますので、どちらかの瓦をひとつ切り取って下さい。

※図中左上は破風が他より短いのでエッチングパーツを切り詰めて下さい。
※エッチングパーツ直線3の長さが足りないときはA2右の下にもあります。

※A5破風のエッチングパーツは頂部が不足していますので、余った瓦をひとつ取り付けて下さい。

※破風のエッチングパーツは頂部がダブりますので、どちらかの瓦をひとつ切り取って下さい。

※破風のエッチングパーツは頂部がダブりますので、どちらかの瓦をひとつ切り取って下さい。
●唐破風の懸魚の取り付け

プラスチックパーツH2の懸魚を削り取って下さい。H2は2つあります。

エッチングパーツH2を取り付けて下さい。
■ディテールアップのヒント

他の窓と異なり、大天守最上階の窓には細かい格子が入っています。

手軽に改造するには当店の格子セットをご利用下さい。「CE007B 格子セットLL」のピッチが合います。

プラスチックパーツD8、F2の裏側のモールドを削って取り付けて下さい。
■資料写真

軒をグレーと白で塗り分けると実感が出ます。

大天守の窓。突上戸を開くと内側の格子が見えます。キットでは開いた突上戸が省略されているので再現するとよいでしょう。

月見櫓の高欄。

小天守、渡櫓の窓には突上戸はありません。

花頭窓の内側。